アドセンス

アドセンスポリシー違反の原因や解決策|1ヶ月以上解除されなくて本当に焦った話

グーグルアドセンス広告は1クリック辺りの単価が非常に高いことがあり、クリック報酬型広告で収益を得ようと思うと、アドセンスの利用は避けられない部分があります。

ですが、アドセンスは規約が厳しい事でも有名で、悲惨な事件やアダルトな内容を書こうものならグーグルからお叱りを受けますし、ひどい場合はアカウント剥奪もあり得ます。

私たちも1年以上運営しているブログでアドセンス広告を利用していますが、剥奪はもちろんのこと警告すら受けたことがありませんでした。

「アドセンスポリシー違反?都市伝説でしょ?」くらいに思っていたのですが。。。

以前、私たちが1年以上運営している別ブログに初めてアドセンスポリシー違反の警告が届きました。

しかも、1記事だけではなく5記事も、、、

今回は1ヵ月以上アドセンスポリシー違反が解除されなかった私たちが、アドセンスポリシー違反の解決策をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

アドセンスポリシー違反とは?

アドセンスポリシー違反を簡単に言うと「アドセンスの規約に反している記事に広告を貼ってはいけない」という決まりです。

以前、グーグルが運営しているYouTubeで、海外のYouTuberが富士の樹海で動画を撮影して投稿したことが大問題になりました。(詳しくは検索してください)

一般的に見ても富士の樹海に入って面白おかしく動画を撮影するというのは、異常な行為ですので当然許される事ではありません。

こういった動画を野放しにしておくと、グーグル的にもまずいんです。

 

例えば、一時期話題になった「漫画村」は日本で31番目、月間9892万人がアクセスしていたと言われていますが、漫画村に一般企業の広告が貼られていたらどうでしょう?

「その企業は漫画村を応援しているのか!?」とユーザーは捉えかねないですし、イメージダウンだけではなく、スポンサー企業の不買運動にも繋がりかねませんよね。

実際に、漫画村が大問題になった時は、漫画村の広告主にも大きな批判が集まりました。

広告主はグーグルを信頼して広告を出しているので、違法でなくても倫理的に見てアウトなコンテンツに自社の広告を貼られることを広告主は良しとしないということです。

 

まぁ、当たり前の話ですね!

アドセンスポリシー違反をすると、広告配信の制限、酷い場合はアカウントを剥奪され、二度とグーグルアドセンスを使えなくなってしまいます。

アドセンスポリシー違反の原因

アドセンスは他の広告会社よりも規約が厳しいと言われていますが、ポリシー違反の基準等は別記事で詳しく書いているので良かったら見てくださいね。

参考:グーグルアドセンス規約違反のNGワードと画像の基準|トレンドアフィリエイトの場合

私たちはブログ運営には細心の注意をはらっていたので、1年以上アドセンス違反通知が来たことが一度もありませんでしたし、危なそうな記事はアクセスが来るとわかっていても一切書かないということを徹底していました。

そんな私たちの元に一通のお知らせが。。。

 

ある日、何気なーくメールをチェックしたら「AdSense サイト運営者向けポリシー違反レポート」の文字が。

何かの間違いかとも思いましたが、びくびくしながら急いでメールを開くと。

つまり「違反している記事があるよ!」という警告でした。

初めて届いた警告に2人でビビりまくり。

違反理由を見てみると「危険または中傷的なコンテンツ」と書かれていたので2人で見てみましたが・・・。

「何度見ても違反の理由がわからない。。。」

違反していた記事は、他ブログも書いているようなありふれた記事であり、特に違反要素が見つからなかったのです。

使う言葉や記事ネタには細心の注意を払っていたので、当然のことながら危険でもなければ中傷的なコンテンツでもありません。

ですが、グーグル神の言うことに逆らっても勝てる見込みはありませんし、素直に言うことを聞くのが一番なので、疑問を持ちつつも記事を削除。

[aside type=”warning”]後述しますが、実はポリシー違反の部分がどこなのかわからない場合、アドセンスに問い合わせれば教えてくれます。[/aside]

これで安心!と思った翌日。予期せぬ出来事が。

アドセンスポリシー違反が解除されるどころか。。。

ポリシー違反の記事を削除した翌日。

またしても「AdSense サイト運営者向けポリシー違反レポート」のメールが届きました。

グーグルが記事を削除されたことを認識できていなくて、自動で送信しているのだろうと思いながらも、何となく違反を確認してみると。

えぇ、、、めっちゃ増えてる・・・。

なんと昨日はポリシー違反の指摘が1記事のみだったのが、過去の4記事が追加され計5記事になっていたのです。

これはさすがに落ち込みました(笑)

昨日同様に見返してみても、特にポリシー違反になるようなことは全く書いていませんし、むしろ好意的な内容の記事ばかり。

記事の修正も考えましたが、そもそも記事の内容が「危険または中傷的なコンテンツ」ではないですし、どこがポリシー違反なのかもわからないので直しようがない。

なので、泣く泣く新たに追加された4記事も全て消しました。

そして記事を削除した後は何もせず、グーグルの対応を待ちましょう。

アドセンスに問い合わせれば違反部分を指摘してくれる!

違反を受けた当時は、初めてのことでびっくりして記事を削除という対処をしましたが、、、

実はアドセンスに直接問い合わせることで、どの部分がポリシー違反なのかを教えてくれます。

 

実際に私たちも数ヶ月後に身に覚えのないポリシー違反が来たのですが、アドセンスチームに問い合わせたら非常に丁寧にこちらの質問に回答してくれました。

私たちの場合は『機械の過剰反応でグーグル社員の方の目視の結果は問題がなかった』と返事をいただき、ポリシー違反も解除してもらったので、修正部分がわからないポリシー違反の場合は問い合わせた方が良いですね!

なので、おそらく過去にポリシー違反を受けた5記事も削除せずに、アドセンスチームに問い合わせれば何とかなったと思います(笑)

参考:アドセンスポリシー違反の原因がわからない時の解決法|担当者に問い合わせするやり方

アドセンスポリシー違反の対処法と解決策

結果的には無事に広告配信が再開されたので、ポリシー違反を解除するための解決策を載せておきます。

記事の修正または削除

グーグルからの指摘で思い当たる部分があるなら、記事を修正するのも一つの手です。

私たちの場合は『危険または中傷的』の部分がわからなかったので、記事を消すしかありませんでしたが、明確に違反している部分がわかっているなら違反の部分を修正すれば広告配信が再開される可能性があります。

丹精込めて書いた記事がアクセスを集めている記事の場合であれば丸ごと消すのは勿体ないですからね。

違反部分がわからない場合は、アドセンスチームにお問い合わせすれば、担当者の方から修正部分を指摘してもらえるので、一度問い合わせた方がいいと思います。

 

修正しようがないほど違反している場合は記事を消したほうがいいかもしれませんね。

ちなみに、『記事を削除してはいけない』という情報もありますが、私たちの場合は記事削除で解決したので問題ありません。

アドセンス広告を外す

アドセンス広告さえ載せなければグーグルの規約は関係ないので、広告を外すのも一つの手です。

ただ、グーグルのポリシーに反している記事をわざわざ残す必要があるのかは疑問ですが、たくさんのアクセスが集まっているなら記事削除は勿体ないので、物販系の広告で対応しても良いかもしれませんね!

404ページに広告が掲載されないようにする

記事を削除すると404エラーのページが表示されますが、404ページにアドセンス広告を掲載しているのも違反になります。

記事の中にしか広告を掲載していなければ問題はないのですが、サイドバーの広告なども違反対象です。

最近登場したグーグルの自動広告は404ページにも表示されるため、自動広告を利用しないか、404ページに広告が表示されないようにしましょう。

記事をインデックスから削除する

私たちの場合は、記事を削除しても違反と指摘された記事に警告通知が来ました。

記事を削除して数日経てばインデックスから削除されるので、この対応はする必要がないんですが、精神衛生上良くないから早くインデックスから消したい!という場合はやってみてください!

 

削除依頼のやり方ですが、グーグルに詳しく載っていたページがあったのでリンクを掲載しておきます。

インデックス削除依頼

私たちは上記URL先の『手順 2:措置を講じる』の『Google検索結果から情報を削除する』に従って削除の手続きを進めていきました。

赤枠で囲んである部分をクリックすれば、詳しい説明が出てきますので、削除を依頼してください。

参考までにURLの掲載と私たちが行なった手順も解説していきますね。

 

まずはサーチコンソールにアクセスします。

URL:サーチコンソール

赤枠の部分に削除したいURLを入力。

『削除リクエスト』をクリックして完了です。

 

記事を削除した結果…数日後にはアドセンスポリシー違反が消えていました!

本当に背筋がゾッとする1ヶ月でした…笑

アドセンスポリシー違反中の収益はどうなる?

1ヶ月以上アドセンスのポリシー違反が解除されなくて、アドセンス収益が振り込まれるか心配だったんですが、ページ単位の警告の場合はポリシー違反中でも収益は支払われました。

私たちの場合は特定のページのみ違反していただけなので良かったのかもしれませんが、サイト単位で広告配信が停止している場合は不明です。

アカウントが停止となった場合は収益を支払ってもらえないと思います。

ポリシー違反の原因と解決策まとめ

私たちは安全に運営していたはずのブログで、想定外のポリシー違反を受けることになりましたが、数人の起業家仲間に記事を見てもらっても、みんな『何が違反なのかわからない』というレベルで謎でした。

しかも1記事から、急に5記事に増えたのも謎が深まるばかり・・・。

原因は結局わからずじまいでしたが、何とか無事に配信が再開されてホッと一息しましたね。

後になってわかりましたが、アドセンスチームにお問い合わせすれば担当者の方が丁寧に違反部分を指摘してくれるので、違反部分がわからない方は、ぜひ一度問い合わせてみてください!

 

ポリシー違反をしている間はかなり怖いと思いますし、似たような経験を載せている方がいなかったので、私たちの経験がお役に立てば幸いです。